みずほ証券は6月9日に大阪ガスの投資判断「アウトパフォーム」と目標株価370円を継続すると発表した。
マルチエネルギーや海外事業への取り組みは、国内の公益事業とは一線を画しているという印象が強い。
他の公益事業者の海外事業は、国内の公益事業のための従たる存在といった印象を受けるものもあるが、大阪ガスの場合は、エネルギービジネスの成長・拡大を追い求めているように見え、ポジティブに評価できる。
そして、それらからのリターンは国内の公益事業の需要家に還元される性格のものではなく、再投資や株主に還元されるべきものであるという経営陣の認識も明確で、この点も高く評価。
経営トップは、足下検討すべき投資案件は豊富にあり、当面自己株式の買い取りは念頭になく、株主への還元は配当で行いたいとの意向の模様。2011年3月期の予想配当の増配を決定しているが1円の増配に止まっているので、今後のさらなる還元拡大に期待したいと解説。